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日本特使訪中 尖閣問題の熱は下がるか

2013年01月30日

 【新唐人2013年1月30日付ニュース】1月25日 、習近平氏が日本の山口特使と会見後、中共解放軍は26日と27日Y-20大型軍事輸送機の試験飛行と地上配備型の弾道ミサイル迎撃システムの技術試験を行いました。では、文昭さんの分析を聞いてみましょう。

 
司会者
こんにちは。
前回の分析では、中共は尖閣問題を利用して、国内政治目標を実現すると日本との関係を改めるとのことでしたが、25日、習近平氏は日本の山口特使と会見しました。これからの情勢発展についてどのようにお考えでしょうか?
 
評論家 文昭さん
習近平氏が山口代表と会見したのは明らかに緩和の兆しです。政治協商会議主席や他の人に対処させないで、自らが安倍首相の親書を受け取りました。現下の時期は双方が態度を大きく変えるには適していませんが、この会見自体は実質的な意義があります。今後、双方とも緊迫感をこれ以上高めることはないと思います。北朝鮮の核問題において、中共も積極的に米国に協力していますが、これも尖閣問題で米国と戦略的に対峙する局面を避けるためです。
 
このことからも近いうちに開戦する意図がないことがわかります。しかし、この問題を借りて、戦争準備を大々的に行うことはあり得ます。たとえば近日発表した新型輸送機の試験飛行と弾道ミサイル迎撃システムの技術試験などです。新型兵器の研究開発、装備、生産、奨励などには巨額の資金投入が必要です。もし重税による財政収入の拡大を行わない場合、民生領域に圧力をかけて、矛盾を激化させない場合、最も可能性があるのは安定維持費(治安費)からの捻出です。習近平氏が軍の力で安定維持部門の利益を縮小させれば、中共内部の権力構造に大きな影響をもたらします。
 
ありがとうございました。
 
(翻訳/坂本 映像編集/工)
 
 

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